自作テンキー (YMD21 V2) へのファームウェア書き込み
自作テンキー (YMD21 V2) へのファームウェア書き込みに関する記事です.公式のドキュメントを参考に書かれています.
キットはAliexpressで購入可能です. www.aliexpress.com
ファームウェア書き込み手順
必要なソフトウェア
※リンクは公式のドキュメントからのコピーです.
- (1) QMK Toolbox
- Releases · qmk/qmk_toolbox · GitHub
- ファームウェアを基盤に書き込むためのツールです
- (2) VIA
- Release 1.3.1 · the-via/releases · GitHub
- キー割り当てを変更するためのツールです
- (3) ymd21_via.hex
- (4) ymd21via.json
- ymd21via.json - Google ドライブ
- デフォルトのキー割り当てが保存された設定ファイルです
手順
- (1) QMK Toolboxをインストールします
- (2) VIAをインストールします
- (3) (4)をダウンロードします
- テンキー底面のスイッチを押してキーボードをリセットします
- QMK Toolboxを用いてファームウェアを書き込みます
- QMK Toolboxを起動します
- Local Fileの箇所にある「Open」ボタンを押して,ダウンロードしておいた (3)ymd21_via.hex ファイルを選択します
- 「Microcontroller」が「atmega32u4」になっていることを確認して「Flash」をクリックスします
- 黄色の文字で「... disconnected!」と表示されたら書き込み成功です
- Viaを用いてキー割り当てを変更します
- Viaを起動します
- 「File」>「Import Keymap」を選択し, (4)ymd21via.json を開きます
- キー割り当ての画面が表示されたら完了です
Viaを用いることで,画面を直感的に操作しながら簡単にキー割り当てを変更することができます.変更のたびにファームウェアの再書き込みの必要もなく便利です.
参考
書き込み方法は商品紹介ページにも少し書かれています. ソフトウェアの使い方のドキュメントへのリンクも掲載されています.