PowerPointへのこだわり(配色 編)
PowerPointでのスライドづくりには強いこだわりがあります。 私がPowerPointでスライドを作成する際に気を付けていることをまとめます。
注:Windows版PowerPoint 2019を使用しています。
配色
色の選び方
相対的な色
テーマに合わせて変更される色を相対的な色と呼ぶことにします。カラーパレット上部にある色はテーマによって変化します。タイトルや文字の強調、図表などをこのパレットから選択するようにします。
テーマに合わせてこのパレットの色も変化します。結果的に、スライド全体の配色が統一されて美しいスライドを作ることができます。
絶対的な色
例えば赤組、青組、緑組などのように、文字や図表を特定の色で塗り分けるとします。この時に上述のカラーパレットから色を選択してしまうと、スライドを異なるテーマに変更したときに悲劇が発生します。配色設定を変えてもいいのですが、テーマに合わせて変わってほしいタイトルや図表の色まで変化してしまいます。
このように変化したら困る色(ここでは絶対的な色と呼ぶことにします)は下段の標準色から選ぶようにします。もし上段のカラーパレットの色を使いたいときは一度その他の色を選択しておくと「絶対的な色」になります。
Point! 特に色にこだわりがない場合は上段のパレットから色を選択するようにします。
例
上の文字列の強調はテーマの色、下は標準色を使用。
上の図形の色はパレットから選択、下はパレットから選択後、その他の色で色を選択しなおした。