Debianのデスクトップ環境(lxde)
テスト環境など
debian-live-10.2.0-amd64-lxde.isoを書き込んだLive USBを作って動作テストを行いました。 なお、isoファイルの容量は2.4GBでした。
各アプリケーション
デフォルトアプリケーションを使ってみました。
テキストエディタ [Mousepad 0.4.1]
きちんと構文を強調してくれて見やすいです。タブ幅を4、行番号を表示、Auto Indentを有効に変更しています。Auto Indentを有効にすると改行したときに前の行と同じ位置まで自動で改行してくれるのでインデントがきっちりと揃って便利です。
ターミナル [LXTerminal 0.3.2]
プロファイルの切り替え機能がなかったのが残念です。
ウェブブラウザ [Firefox 68.2.0esr]
デフォルトでインストールされているウェブブラウザです。ESR版がインストールされています。
ファイルマネージャ [PCManFM 1.3.1]
pdfファイルはサムネイルが表示されていますが、.cや.outのファイルはアイコンを見ただけでは区別することができません。
View
->Pathbar
からパスの表示方法をLocation、Buttonsから選ぶことができます。Buttonsにすると親ディレクトリへ簡単に飛ぶことができて便利です。また、サイドパネルの形式をPlacesとDirectory Treeから選ぶことができます。ネットワークドライブなどを表示させるにはEdit
->Preferences
->Layout
を選択してNetwork
にチェックを入れる必要があります。
ドキュメントビューア [Document Viewer 3.30.2]
日本語のファイルもきちんと表示されています。簡単な編集機能としてコメントやハイライト機能がついています。
タスクマネージャ [LXTask 0.1.9]
CPUやメモリの使用量はグラフでなくバーで表示されます。デフォルトで画面の下部、Panelの右側にCPU使用量がグラフで表示されています。
配色の変更 [LXAppearance 0.6.3]
多数のテーマが用意されている他、配色を自分好みにカスタマイズすることもできます。また、テーマとは独立してWindow Borderやフォルダアイコンを変更することもできます。かなり設定の自由度は高いです。
スケーリング
残念ながらこの設定項目を見つけることはできませんでした。
感想
軽量で使いやすいデスクトップ環境でした。特に配色設定の自由度が高い点が素晴らしいです。